有酸素運動と筋力トレーニングの違い
カロリー消費や脂肪消費に的を絞って簡単に言うと、ランニングなどの有酸素運動は運動最中にカロリーや脂肪が消費されて、走り終わるとまた元に戻っていきます。 筋力トレーニングはトレーニング中にカロリーが消費されるものと思われていますが、実はトレーニング後にカロリーや脂肪が消費されているのです。 筋トレ後の数日間のカロリーの多くは体脂肪の蓄積よりも回復、筋肉の成長、グリコーゲンの充填に回されています。 筋肉量、脂肪量の割合により個人差は出ますが、有酸素運動、筋力トレーニングの特徴を踏まえてボディーメイク、パフォーマンスアップを目指していきましょう。...
運動神経の発達に関わる二つのゴールデンエイジ
○プレゴールデンエイジ(5歳~8歳頃) 神経系統は生まれてから5歳頃までに80%の成長を遂げ12歳でほぼ100%になります。この時期は常にさまざまな刺激を求め、神経系が著しく発達します。 この時期の子どもたちは一見集中力が無いように見えますが、そうではなくとても高い集中力を持ち、常にさまざまな刺激を求めています。 多彩な遊びで子どもたちを飽きさず楽しませ、多面的なスポーツの基礎づくりをすることで、後に専門的なスポーツを行った時に覚えるのが早いと言われています。 ○ゴールデンエイジ(9歳~12歳頃) 一生に一度 だけ訪れる「即座の習得」ができる時期です。神経系の発達がほぼ完成に近づき、安定する時期です。 一生に一度 だけ訪れる「即座の習得」ができるこの時期は、世界でも注目・重要視されています。「即座の習得」とは、新しい運動を何度か見ただけで、すぐにその運動を大まかにこなしてしまう力のことです。 しかし、この「即座の習得」はそれ以前の段階でさまざまな運動を経験し、神経回路を形成している場合にしかできません。だからこそ、プレゴールデンエイジも大切なのです。...
速筋を鍛えるメリットとは?
筋肉は大きく分けて速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の2種類に別れます。 速筋は収縮が速く大きな力を発揮しますがエネルギー消費も大きいです。 遅筋は酸素を多く取り入れて一定の力を安定的に発揮し、有酸素運動や普段の生活でもある程度使われています。 しかし速筋はスポーツや筋トレ以外の日常生活ではあまり使われることがあまりなく、日本人は外国人に比べて遺伝的に少ないとも言われます。速筋はホルモン分泌にも大きく関わり、女性らしさ男性らしさを助長します。 エネルギー消費も大きくダイエットやボディーメイクには必須となります。速筋を鍛えると動作効率も上がります。他にもまだ速筋を鍛えるメリットはあるので積極的に鍛えていきましょう。...
疲れている時こそ運動をすると体に良い理由
皆さんの中で「スポーツや肉体労働をしたわけではないのに体がだるい」という方はいらっしゃいませんか。それはひょっとすると運動不足が原因による、静脈の血流低下が原因かもしれません。 運動不足は最悪の場合、浮腫や静脈瘤などの循環障害を生じることもあります。そして血流の低下は疲労物質を洗い流すことができないので疲労感として感じやすいのです。なので疲労感があるときは積極的に体を動かし疲労物質を洗い流してから眠るとより回復されます。もちろん栄養の吸収も睡眠の質も向上します。 他にも運動がもたらすメリットは書き切れないほどたくさんあります。1日少しずつでもいいのでぜひ運動習慣を持ち始めましょう。...